2024年9月1 5日第3主日

2024年9月15日週報

先週礼拝説教要約

【年老いてもなお…】詩篇92:12~15

「精神的な老化」が進むと次の症状になる。

①好奇心が減り、新しいことに挑戦しなくなった。
➁昔より失敗を引きずる事が増えてきた。
③決まり切ったものしか食べなくなった。
④外出することが減った。
⑤人づきあいが極端に減り、他人への興味がなくなった。
⑥イライラする事が増えた。
⑦アイデアが浮かばなくなった。
⑧自分にはできないと思い、諦め事が増えた。
➈感動する事が減った。
⑩何をするにも面倒くさいと感じて、やる気が起きない。

三つ以上当てはまったら、「精神的老化」が進んでいる可能性があり、
それは次の三つの変化による影響→①「肉体的老化」②「生活の変化」③「周りの環境の変化」…絶望感、喪失感、不安感が、意欲や気力といった若さの源を奪っていき、最終的には、自分自身に対し自信が一切持てなくなる。

Ⅰ.なつめやしの木のように(12 節)⇒優美と勝利と祝福の象徴。聖書が語る「正しい」とは、「御言葉の内側に立つ」事を言う。その人は、なつめやしの木のように多くの実を結び、レバノンの杉のように大きく育つのである。

Ⅱ.年老いても「なお」(14 節)⇒聖書を見ると、年配者が神様の働きのために多く用いられている。
①ノアは箱舟を作った時 600 歳。
②モーセがエジプトから脱出した時 80 歳。
③ヨシュアが、イスラエルの民を率いた時は 80 歳。神様に用いられる人の基準は年齢ではなく「主の言葉に従う人」なのである。14 節「年老いてなお」とあり「実を実らせ、みずみずしく、生い茂っていましょう」である。主イエスを信じて歩む人の人生は年老いても「なお」豊かな実を結ぶ人生なのである。

Ⅲ.感謝と賛美(1,15節)⇒信仰告白がなされている。つまり、「感謝」と「賛美」(信仰告白)をする人は、いつまでも若々しくいる事ができる。私たちの人生は苦しく辛い状況にあったとしても、そこにも主の計画がある。だから主が全ての事を益としてくださる事を信じて「感謝」しよう。

◎私たちも賛美の中で信仰を告白し、毎日、「感謝」と「賛美」を捧げよう。そして、年老いてもなお輝く、豊かな実を結ぶ人生、主なる神が素晴らしいと証しする人生を歩んでいこう。